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甲状腺の病気によって中絶をする前に避妊を検討

緑のカプセルと葉

甲状腺の病気である橋本病やバセドウ病になると、妊娠や出産に影響があると考える人も多いのではないでしょうか。
確かに甲状腺ホルモンは卵巣の機能や女性ホルモンに影響を与えるため、妊娠や出産に影響する可能性はあります。
ただ適切な治療を受けていれば、特にリスクが高くなるということはありません。
以前はバセドウ病になると流産しやすくなると考えられていました。
そのため妊娠がわかると、中絶を行う人もいました。
ただこれは間違った認識が起こした悲しい出来事で、薬が胎児へ与える影響を恐れてそれまで服用していた薬を飲まなくなったため、甲状腺ホルモンの値が高くなり、流産の危険性が高くなったことからおこりました。
バセドウ病になると、月経の量が少なくなったり、無月経の状態になることがありますが、排卵がなくなることはありません。
ただ甲状腺のホルモン値が激しく変動している人は、治療を受けていても流産する危険性が高くなることも考えられます。
そのため治療を受けていてもホルモン値が安定しない場合には、避妊するのも一つの方法です。
妊娠中にも、甲状腺の障害が一般妊婦の5パーセントに起こると考えられています。
ただほとんどは一過性で4~8ヶ月の経過で機能は正常に戻ると考えられています。
もし数値が正常上限の2倍を越えた場合には、適切な治療を受けることで胎児を守ることにつながります。
胎児にはT4という甲状腺ホルモンが必要なため、通常の患者よりも多めに投与ししっかりと補充することで正常な数値に戻る可能性もあります。
甲状腺の病気を持っていても、適切な治療を受けていれば妊娠や出産を経験することができます。
そのためにも正しい知識を持っておくことが大切です。

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